冷蔵庫に野菜室があると、
野菜を新鮮なまま長くキープできるので、
冷蔵庫に野菜室がなくては困る
という方も少なくないかもしれませんが、
冷蔵庫の野菜室は普通の冷蔵室と
どんな違いがあるのかご存知でしょうか?
私も冷蔵室と野菜室って一体何が違っているの?
と以前から疑問に思っていたのですが、
ふと、この事について調べてみました。
で、この事について調べてみたところ、
私と同じ疑問を持っている方も
少なくないようだったので、
今回は、冷蔵室と野菜室の違いや、
野菜室がない場合は野菜をどのように
保存すると良いのか?ということについて、
みなさんにシェアしていきたいと思います^^
野菜室と冷蔵室の違いは温度と湿度!
冷蔵室と野菜室の違いは一体何なのでしょうか?
この事について疑問に思われている方も多いようですが、
結論から言ってしまうと、
冷蔵室と野菜室の違いは、
温度と湿度が違うということになります。
一般的に冷蔵室の温度は2℃~6℃に設定されていますが、
野菜室の温度は3℃~8℃と冷蔵室に比べて
やや高めに設定されており、
また、湿度も冷蔵室に比べて
10%~20%高く設定されています。
では、なぜ野菜室は温度と湿度が
やや高めに設定されているのでしょうか?
それは、野菜は温度が高すぎても低すぎても
鮮度を維持することができないからです。
つまり、冷蔵庫の野菜室は野菜を保存するのに
最適な環境になるよう温度と湿度が
設定されているというわけなんですね。

ちなみに、野菜室で肉や魚など、
野菜以外のものを保存するのは避けましょう。
肉や魚にとって野菜室の温度や湿度は
高いのでいたみやすくなってしまいます。

それと、りんごも野菜室に入れるのがNGになります。
りんごは野菜などの腐敗を促進させてしまう
「エチレンガス」が多く発生しているので、
りんごと一緒に野菜や果物を保存しない方が
他の野菜や果物がいたみにくくなります。
ちなみに、
- もやし
- キャベツ
- アスパラ
- 大根
これらの野菜は、
冷蔵室の温度で保存した方が
鮮度を保ちやすい野菜になるので、
野菜室ではなく冷蔵室に入れて
保存するのがおすすめです。
冷蔵庫に野菜室がない場合はどうやって野菜を保存すれば良い?
ここまでは、
冷蔵室と野菜室の違いについて
ご紹介しましたが、
使っている冷蔵庫に野菜室がない場合は、
野菜を保存する時どのような点に
注意すると野菜を長持ちさせられるのでしょうか?
ここからは、この事について書いていきたいと思います。
まず、野菜室がない場合は、
一気に野菜をたくさん買ってくるのではなく、
できるだけすぐに食べ切れる量だけを
買ってくるようにするという事が大切です。
すぐ食べ切れる量の野菜であれば、
保存をあまり気にしなくても良くなるので、
野菜室がない場合はこまめに野菜を買ってくる
というふうにすると良いでしょう。
また、
- 芋類
- しょうが
- 玉ねぎ
これらの野菜は常温で保存できるので、
直射日光があたらなない
風通しが良い日陰に置いておきます。
キャベツやレタスなどの葉物野菜は、
乾燥を苦手としているので、
濡らした新聞紙などでくるんで、
ビニール袋に入れ切り口を下にし
冷蔵庫もしくは冷暗所で保存しましょう。
また、きのこ、ピーマン、にんじん、
おくら、ほうれんそう、アスパラガス、セロリなどは
適当な大きさにカットしタッパーに軽く水を入れ
冷蔵庫に入れて保管すると良いですね。
まとめ
今回は、冷蔵室と野菜室の違いや、
野菜室がない時はどのように野菜を
保存したら良いのか?
ということについてご紹介しましたが
いかがだったでしょうか?
野菜室は野菜を保存するのに
ちょうど良い温度と湿度に設定されているので、
野菜を新鮮なまま長持ちさせられる
ようになっていたというわけなんですが、
中には野菜室で保存しない方が良い野菜や果物もあるので、
そういったものは野菜室に入れないように注意しましょう。
ということで、
この記事が何かのお役に立てれば嬉しいです^^