炊飯器を選ぶ時の基準って
みなさんは何か持っていますでしょうか?
私は炊飯器を選ぶ時は
これまで「釜の厚さ」で
決めるようにしていたんですが、
以前炊飯器を買い替えた時、
お店の店員さんから
「今は釜の厚さはそれほど
気にしなくても大丈夫ですよ^^」
と言われ驚きました。
釜の厚さが厚ければ厚い程
美味しくご飯が炊けると思い込んでいたのですが、
昔の話みたいですね(^_^;)
で、炊飯器の釜の厚さは
ご飯の炊きあがりに
どのような影響を及ぼしているのか?
ということについて
私と同じように気になる方も
いるかもしれませんので、
今回は炊飯器の釜の厚さは
ご飯の美味しさと
どんな関係性があるのか
ということについて
ご紹介していきたいと思います^^
炊飯器の釜の厚さはご飯の美味しさにどれくらい影響するの?
炊飯器は各社からたくさん
いろんな機種が発売されていますが、
炊飯器が目指しているものは
ずばり「かまどで炊いたご飯」になります。
かまどは釜の厚さがあって
火によって加熱していくため
釜の温度上昇が早く、
むらなく釜が温まり、
それでいて釜の中の熱が逃げにくいため、
ご飯の粒のうまみが閉じ込められますし、
ご飯が潰れず粒がしっかりと残ってくれるので
ふっくら美味しいご飯が炊きあがります。
つまり、ご飯が美味しく炊き上がるかどうかは
- 火力
- むらなく加熱できる釜の厚み
- 釜の熱伝導率と保温性
この3つが大きく影響しているというわけなんですが、
釜が厚いとご飯をむらなく加熱することができ、
釜の保温性も高くなるため
基本的には釜の厚さというのは
美味しくご飯が炊けるためには
大切なポイントになってくる
といえますね。
しかし、
炊飯器の場合、
熱源はコンセントから取ってくる
電気になりますよね。
コンセントの電源は容量に限界があるため、
炊飯器は火力という点ではかまどと比べてしまうと
アドバンテージが出てきてしまいます。
そのアドバンテージをどうすれば
克服しかまどで炊いたような
ご飯を炊き上げることができるのか?
ということをいろいろ試行錯誤しているため
炊飯器はたくさんいろんな機種が
発売されているということになるのですが、
炊飯器を選ぶ時はどんな目線で
比較していけば良いのでしょうか?
炊飯器の場合釜の厚さだけで決めるのはNGです
ということで、
ご飯が美味しく炊けるためには
- 火力
- むらなく加熱できる釜の厚み
- 釜の熱伝導率と保温性
という3つのポイントが重要である
ということについてご紹介しました。
かまどであればこの3つのポイントを
難なくクリアすることができるのですが、
熱源がコンセントの炊飯器は
火力という点でやはりアドバンテージがあるため、
かまどのように厚い釜を使った場合
釜の温まりが遅くなってしまいます。
なので、
炊飯器で美味しいご飯が炊けるかどうかは釜の厚さよりも、
火力と釜の熱伝導率と保温性、
そしてむらなくご飯を加熱できる炊飯方式を
採用しているかどうか
ということが重要であるといえます。
ちなみに、
高級な炊飯器になればなるほど
上記のポイントをしっかりと
クリアしている傾向があるので
興味がある場合は、
安い炊飯器と高い炊飯器の違いを
見比べてみてくださいね^^
まとめ
ということで、
今回は炊飯器の釜の厚さは
ご飯の美味しさにどれくらい影響するのか?
ということについてご紹介しました。
炊飯器の場合は電源の容量が
限られてしまうため
釜の厚さよりも
釜の熱伝導率の良さや保温性、
そしてむらなく加熱できる炊飯方式かどうか
ということが重要になってくるようです。
この記事が何かの参考になれば嬉しいです^^