無線LANルーターの設置場所を
「なんとなくここ!」という感じで
テレビの近くや後ろに設置しているという方も
多いのではないかと思いますが、
無線LANルーターを設置する場合は
テレビの近くに設置してしまうと、
電波が弱まって届きにくくなってしまったり、
ひどいとWi-Fiがつながらなくなってしまう
原因になってしまうため注意が必要です。
このように、
無線LANルーターは設置場所によって、
電波が届く範囲や強度が変わってきてしまうため、
無線LANルーターの設置場所を決める場合は、
設置しようとしている場所の近くに
電波を妨害するものがないかどうか?を
確認することが大切になってくるのですが、
そもそも、どうして無線LANルーターを
テレビの近くや後ろに設置してしまうと、
電波が妨害されてしまうことがあるのか?
ということについて気になっている方も
少なくないようでしたので、
今回は、無線LANルーターをテレビの近くや
後ろに設置するのはどうしてNGなのか?ということや、
逆に、どういった場所に設置すれば、
無線LANルーターの性能を最大限発揮させることができるのか?
についてみなさんにシェアしていきたいと思います^^
無線LANルーターをテレビの近くや後ろに設置するのがNGな理由!
電子レンジを使っていると
Wi-Fiが途切れてしまうなんてことがありますが、
これは電子レンジから出る電磁波と
Wi-Fiの電磁波が同じ周波数なため電波干渉が起こり
Wi-Fiが途切れてしまうという現象が起こります。
電磁波と聞くと耳慣れない方も多いかもしれませんが、
コンセントに繋がれている電子機器や、
Wi-FiやBluetoothなどの無線通信の電波などは
すべて電磁波に当てはまり、
周波数が違った電磁波がたくさん
私たちの身の回りにあるのですが、
強い電磁波を発生させる電子機器の近くに、
無線LANルーターを設置してしまうと、
Wi-Fiの電波と干渉を起こしてしまい、
電波強度が弱くなりWi-Fiが届く範囲が狭まったり、
通信そのものが出来なくなってしまう
という症状が起こってしまう原因となるので注意が必要です。
電磁波を強く発生する電子機器には次のようなものがあります。
- 電子レンジ
- テレビ
- IHコンロ
- コードレスフォン など
このような強い電磁波を発生している電子機器の近くに
無線LANルーターを設置してしまうと、
Wi-Fiの電波が弱くなってしまう場合があるので、
出来る限り無線LANルーターはこうした
強い電磁波を発生させる電子機器の近くに
設置しないようにする方が無難です。
無線LANルーターは電磁波だけでなく、電波と排熱を遮る障害物にも注意!
テレビは強い電磁波を発生しているため、
テレビの近くや後ろに無線LANルーターを
設置してしまうとWi-Fiがつながりにくくなったり、
通信できなくなってしまう原因になる
ということについては先程お話した通りですが…
無線LANルーターの設置場所を考える上で、
電磁波以外にも気をつけなければならないのが、
電波や排熱を遮る障害物の存在です。
例えば、無線LANルーターを壁際や床に
設置してしまっていると、
壁や床が電波を遮ってしまうので、
電波が弱くなってしまう原因になりますし、
また、無線LANルーターの周りに
物をたくさん置いてあるなどで、
排熱が妨げられるような状況になっていると、
無線LANルーターが排熱することができず、
故障する原因になってしまいます。
ですから、無線LANルーターを設置する際は、
強い電磁波を発生させるテレビなどの
近くには設置しないようにするということに加えて、
電波や排熱を遮る障害物が近くにない
という事も重要なポイントとなります。
まとめ
今回は、無線LANルーターをテレビの
近くや後ろに設置するのがNGな理由について
ご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
無線LANルーターは設置する場所の
環境によって性能をどれくらい発揮できるか?
ということが大きく影響されてしまいますので、
電波を妨害してしまう原因となるものがある場所の
近くには設置しないのが無難です。
また、無線LANルーターから出るWi-Fiは
基本的に360°全方向に飛び出しているので、
無線LANルーターを設置する際は、
家の中心付近で1~2mほどの高さに設置すると
全体にWi-Fiの電波が届きやすくなるので
これも参考にしていただけたらと思います。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです^^